【独占解説】マンチェスターシティが5連覇逃し後の巻き返しを狙う!2025年夏の3大獲得選手を徹底分析

プレミアリーグ史上初となる5連覇を逃したマンチェスターシティが、来シーズンのタイトル奪回に向けて大きく動いた。ペップ・グアルディオラ監督の下で大規模な刷新を図るシティは、この夏にティジャー二・ラインデルス、ラヤン・シェルキ、ラヤン・アイト=ヌーリの3選手を獲得し、総額130億円を超える投資を実施した。

目次

1. ティジャー二・ラインデルス(ACミランから)- 新時代の万能MF

基本情報

  • 年齢・国籍: 27歳、オランダ代表
  • 移籍金: 5500万ユーロ(約90億円)
  • 契約: 5年契約(2030年まで)
  • 身長: 185cm
  • 利き足:右利き
  • ポジション: 4-2-3-1のトップ下, 4-3-3のインサイドハーフ

24-25シーズンの圧倒的な成績

ラインデルスは2024-25シーズンでセリエA最優秀MFに選出され、15ゴール5アシストという驚異的な数字を記録した。実際、ヨーロッパ主要5リーグでセントラルMFとして彼以上にゴールを決めた選手はいないという事実は、彼の決定力の高さを物語っている。

統計で見るラインデルスの進化

  • 22-23シーズン(AZ時代): 54試合7ゴール12アシスト
  • 23-24シーズン(ミラン1年目): 50試合4ゴール4アシスト
  • 24-25シーズン(ミラン2年目): 54試合15ゴール5アシスト

セリエAでは10ゴールを期待値7.5ゴールから上回り、77回のシュートで28本を枠内に飛ばすなど、冷静な決定力を発揮した。

シティでの役割期待

エネルギッシュでクラッシーな選手として、攻撃的にも守備的にも対応可能なラインデルスは、ロドリとのダブルピボットでプレーしながら、チームを前線へ押し上げる役割を担うと予想される。ネクスト・ギュンドアンとしての期待が非常に高い。

最大の武器:不屈の身体能力

  • 24-25シーズン: チーム内フィールドプレーヤーで最多出場時間
  • ミラン在籍2年間: 怪我回数0回
  • 運動量とチームへの献身性: シーズンを通じて走り切れるスタミナ

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2. ラヤン・シェルキ(オリンピックリヨンから)- 両利きのテクニシャン

基本情報

  • 年齢・国籍: 21歳、フランス代表
  • 移籍金: 3500万ユーロ(約60億円)
  • 契約: 5年契約(2030年まで)
  • 身長: 177cm
  • 利き足:左利き
    利き足関係なく両足を巧みに使える 
  • ポジション: 右ウイング、トップ下

24-25シーズンでの大ブレイク

シェルキは24-25シーズンに44試合で12ゴール20アシストという爆発的な数字を記録し、それまで2桁ゴール・アシストがなかった選手が一気にトップクラスに躍り出た。

リーグ1での圧倒的な創造性

  • アシスト数: 11(リーグ1位)
  • ビッグチャンスクリエイト: 22回(リーグ1位)
  • キーパス数: 75回(リーグ2位)

リヨンでのクラブ最年少ゴール記録(16歳140日)をシェルキは持っている。

フランス代表での覚醒

スペイン戦でのフランス代表デビューでは、5-1から始まった劇的な反撃の中心となり、1ゴール1アシストを記録。この一戦で世界中にその才能を知らしめた。

両足を駆使するファンタジスタ

例外的に両足を器用に使えるテクニカルな多様性により、守備陣に予測不可能な脅威をもたらすのがシェルキの最大の武器。ドリブル、パス、決定力のすべてが高次元で融合したファンタジスタだ。


3. ラヤン・アイト=ヌーリ(ウルヴァーハンプトンから)- 攻撃的左サイドバック

基本情報

  • 年齢・国籍: 24歳、アルジェリア代表
  • 移籍金: 3100万ポンド(60億円)
  • 契約: 5年契約(2030年まで)
  • 身長: 180cm、左利き
  • ポジション: 左サイドバック、左ウィングバック

24-25シーズンの安定感

プレミアリーグ38試合中37試合に先発出場という驚異的な出場率を誇り、4ゴール7アシストを記録。ウルヴズの苦しいシーズンの中でも輝きを放った。

グバルディオル問題の解決策

ペップがグバルディオルを左SBで使う理由は、何でもこなす左SBがシティにいないためだった。アイト=ヌーリの加入により、グバルディオルを本来のCBポジションで起用できるようになり、チーム全体の守備バランスが向上する見込みだ。

テクニカルな攻撃力

DFとは思えないドリブルスキルを持ち、ステップオーバーやドラッグバックを得意とし、常にボールを足元に感じたがる攻撃的なスタイルが特徴。24-25シーズンに63回のテイクオンを記録しており、これはサイドバックとしては異例の数字だ。

守備面での課題と期待

守備力に多少の不安があることは認めざるを得ないが、元ウルヴズのアシスタントコーチ、エドゥ・ルビオは「シティでの成功を確信している」とコメント。ポゼッションベースのフットボールにおける技術的スキルがペップシステムに適しているとの分析だ。ひと昔前のカンセロと比べると守備意識は高いが、チャンピョンズリーグで強度の高い強豪チームを相手にするには少し不安が残る現状だ。ヌーリの加入で失点数が減るわけではないと考え、守備面は選手個人の問題ではなくペップが考える構造・チーム全体の問題である。


3選手がもたらすインパクト

戦術的柔軟性の向上

  1. ラインデルス: ギュンドアン後継者として中盤を統率
  2. シェルキ: 右サイドとトップ下の両方でプレー可能
  3. アイト=ヌーリ: 左サイドバックのファーストテイク

年齢バランスの最適化

3選手の平均年齢は24歳と若く、中長期的な戦力として期待できる。特にシェルキは21歳とまだまだ成長の余地を残している。



まとめ:5連覇逃しからの完璧なリベンジ設計図

総額130億円を超える投資により、シティは以下を手に入れた:

中盤の創造性復活(ラインデルス)
サイド攻撃の多様化(シェルキ+アイト=ヌーリ)
若手とベテランの融合(持続可能な戦力構築)

プレミアリーグ制覇に向けて、これ以上ない補強と言えるだろう。来シーズンのシティの巻き返しに注目が集まる。

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